エヌマ・エリシュ第6話
第6話
天が地が未だその名を持たぬ頃、原始の神は生まれた。
原始の神・アプスーとティアマトは、全ての神々の祖である。
彼らの交わりにより数多の神々が生まれた。
月日が経つにつれ、増えすぎた神々を疎ましく思った原始の神が、それらを葬り去ろうを企てた。
その企てを歓迎する者、抗おうとする者、神々は二つの陣営に分かれ大きな戦となった。
「知っています。マルドゥーク様の手により原始の神は^斃(たお)され、我らは世界を手に入れたのです」
赤子でも知っているようなエアの昔語りに、イシュタルは些か憤慨します。
「そう、我らは我らを生み出した者を弑した歴史を持っている」
「それは^人間(エンシ)達もいずれそうなると言うことですか?」
「彼らはその様なことはしない――何故なら」
「彼らは我らより――」




「
----つづく----
蛇足(あとがき)
咆吼と共に天かけてるのは有翼獅子のグリフォンです。
絵の枚数の多さに気を取られて、「天神の使い」に何が妥当か考える余裕がありませんでした(懺悔)
天(空)神アヌについては宿題と言うことで……。